みんなのせいの雨が-99%の中の1%-

12月 18th, 2012

選挙前のあるメール

それにしても僕のTLにはどこまでスクロールしても、「自民党支持」「改憲賛成」と立場を明らかにしている人が一人も出てきません(知らない人からの罵倒リプは別)。それなのに新聞では「自民圧勝」報道。この非対称はすでに誤差の範囲を超えていると思います。
たぶん、これは政党支持が地域や年齢や職業と無関係な仕方で「ダマになってきている」ということを意味しているということです。世論調査は出来る限りのランダムな調査を試みているはずですが、雑誌の当落予測はものによっては「桁違い」の数字を示しています。

選挙後のあるブログ(選挙直前まで原発問題にふれてきている)

「あれっ、知らないの?今福島の人が一つの市の人口の6万人くらい家や土地や仕事を失って全国に逃げているんだけど」

「へーっそんなことがあるんですか」

私は呆然とした。

あまりの無知に一瞬この青年はウソをついているのではなかと疑ったが、そのような青年ではない。

彼は中堅の大学も出て、都内各所に店舗を張る中堅どころの工務店の営業マンである。

頭も良いし、人間的にもすこぶる感じが良い。

それだけにこの”おそるべき”と言って差し支えない無知にはいささかショックを覚え、一瞬しばらく会話が途絶えた。

「あのう、たとえば君たち、お勤めをしている仲間で原発問題とかが話題になったりすることはないの?」

私は気を取り直してあたらな質問をした。

「えー、そういうのぜんぜんないですねぇ」

「ぜんぜんって、まったく話題にならないということ?」

「そうですね、これまで一度も話になったことはありませんね」

悪気もなく彼は淡々と答える。

「じゃどういう話をするの?」

「やっぱり仕事の話が多いですね。あいつが大口の注文を取ったとか、下請けはあそこがちゃんとした仕事をするとか、だけどここ数年はどの会社もよくないですから、仕事の話をしていても暗くなることが多いですけど」

その青年と別れてのちもいささかショックは長引いた。

そのショックとは、このような普通に常識的な会話の出来る青年が、人間の生き方の根幹にかかわる原発問題に関してまったく無関心だったということもあるが、それ以上に、そういう信じ難い人たちがこのような状況下の日常に暮らしてるということをまったく知らなかった私自身の無知にもいささかショックを受けていたのである。

・・・ 私はその青年に会って(今夏)以降、原発問題はこの日本においては広がりを見せないだろうと感じていた。

なぜなら青年はマジョリティ層を確実に形成する一人であるからだ。

つまり今回の選挙の争点のトップが雇用や経済で、原発問題が下位に来ていることは普通のことであり、なんら不思議なことではないのである。

・・・ (日本の)世の中とはそういうもの、とたかをくくるつもりはない。

だが自分の隣に普通の生活を営んでいる人間の”神経系”というものは、あんがい神経系の異なる人々のそれとは繋がらず、ぷっつりとどこかで切れているのではないか、との思いを強くする、今回の選挙結果ではあった。

 

うたのタイトルも、メールもブログも、マジョリティ層にあわせているのかもしれませんが、田舎にいる私も、それが絆か!とはしょっちゅう思います。いつかの養老せんせの本でも取りあげていますが、環境に全く無関係な環境保護活動は”神経系”がぶっつり切れてます。

 

選挙直前の地元新聞です、 

パーティで観光客増とゴミひらいで観光客増。意図的なのか?みごとな対比だと思いました。

みっちゃんはパーティのあと、歴代の制服がずらーっと・・・と興奮して喋ってました(笑)。ああいうのにとても弱い。

田舎ってそういうもの、と高をくくるつもりはないけどね、ぼくも。

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