2013年のカント

5月 1st, 2013

4月のいち押し。

カントは18世紀の人ですけど、

著者を伏せて、抜き出した文章を読んだら時事ものにも思えますね、きっと。

序文から惹きつけられました。

・・・・・・ただこの考案の筆者は、次のことを留保しておきたい。すなわち、実務にたずさわる政治家は、理論的な政治学者とは仲が悪く、並外れたうぬぼれをもって政治学者を机上の空論家と軽蔑し、国家はもともと・・・・・・そうだとすれば、そうした政治家は、理論的な政治学者と論争する場合にも一貫した態度をとるべきであって、相手が無鉄砲に企てて世間に公表した意見の背後に、国家に対する危険をかぎとったりしてはならないであろう。-以上の留保条款Clausula salvatoriaによって、この考案の筆者は、悪意にみちたあらゆる解釈から完全な形ではっきり保護されていることを願っている。

好きなんだなー、こういう書き方。

当時の日中の鎖国政策を、”賢明”だと評価するにいたる流れは、ニヤニヤしながら読みました。

平和は夢想家、商業は無双か?・・・。

お友達申請も出来ないし、ブログもツイッターもやってないカント。

とても残念。

 

あわせてどうぞ。http://honz.jp/25347

(わたしはあまり好きではないのですが)

2 Responses to “2013年のカント”

  1. umimogura より:

    あぁぁこれも読んだことがない。タイトルは知っているものの・・・。古の哲人の教えを紐解く必要がある時代だとは思います。そのうち読みませうか。

  2. 宝勢丸4代目 より:

    読みやすかったですよ。
    読後、カントのブログ探そうとして、、われに帰りました。
    二百何十年前の人と忘れて読んでるとこありましたよ。
    540円+税。
    本棚に一冊、な本です。

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