渋谷のバスの時刻表

6月 5th, 2013

みました。

30分あたりから、グッと引き込まれました。

大島優子さんが出てきたところ、そして、一万円を渡すシーンをみて、

「あ、そうか、藤原新也原作だ」と気がつき我に返りました。

あの役に石田えりってのがまた、、すごい監督かも、なんて思います。

そして中身ですが、

お母さんも、カウンセラーも、カウンセリングが必要です。だって、なーんにも良くなってないでしょ。だから。

ありんこみたいに親戚が集まって、ってセリフとても可笑しかった(お母さんに同情します。我妻にも)。

 

 

渋谷も原宿も幕張メッセもデズニーランドも、

まとめて東京なボクは、

もう30年も前、

中学生のころ聴いた『時刻表』を思い出します。

そして、米を買うのはすでに当たり前で、都会にも田舎にも居場所のない感じと、携帯の動画を握りしめる少女。『時刻表2』な『渋谷』でした。

 

街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと
やさしくなれない女たちは答える
話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら
ぞんざいに次の歩行者をつかまえる
街角にたたずむ ポルノショーの看板持ちは爪を見る

きのう午後9時30分に そこの交差点を渡ってた
男のアリバイを証明できるかい
あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない
ただ そいつが迷惑だったことだけしか
たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている

海を見たといっても テレビの中でだけ
今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう
人の流れの中で そっと時刻表を見上げる

満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン
ため息をつくなら ほかでついてくれ
君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか
誰も電車の中 わからなくなるから
ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する

誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて
評論家やカウンセラーは米を買う
迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う
あとをついてさえ行けば なんとかなると思う
見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う

田舎からの手紙は 文字がまた細くなった
今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう
人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる
人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる

 

 

 

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