零の再発見

7月 1st, 2013

ある本の冒頭に、『零の発見』のことが書いてあって、、どうしてもそっちを先に読みたくなってネットで注文。

 

歴史の教科書に、零の発見、インド、という単語が並んでいた気がします。その時、数直線上のマイナス側への入り口くらいに思いました。が、

そうじゃない事が分かりました。

初版1939年のものなので、もったいつけることもありませんね。数の表記法で”0”を使ったということ。最初の20頁くらいで分かります。あとは、紙やら印刷術やら、その記数法の便利さと一緒に、広まった背景が書かれています。帯にあるとおり、「人類文化の歴史における巨大な一歩」だなーと感じました。

 

零の概念の発達を見たのはなぜか、

なぜインドだったのか、

”・・・なかには、これを「空」というようなインドの哲学思想と結びつけて考えようとしている人もないではないが、・・・”

ドキッとし、

”・・・それよりも、問題の本質はもっと技術的な方面から眺めて初めて明らかになってくるのではなかろうか。技術的というとき、・・・”

ニヤリとしました。

そうそう、あと面白かったのは、数学の歴史ってそうみると浅いな、とも感じたこと。

さすがの107刷りです。

数学の面白さとか、いかに役に立つかとか、

そういう本は沢山ありますけど、このおもしろさに肩を並べることが出来るのはそうありません。

ということで、

6月のいち押しでした。

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